グループホームを検討していると、
「体調や特性の関係で、そもそも買い物に行くことが難しい」
「一人で外出して買い物をするのは不安が大きい」
「人が多い場所に行くと、体調が悪くなってしまう」
このような心配や不安を感じる方は、決して少なくありません。
買い物は日常生活に欠かせない行動ですが、
体調や障がい、精神的な負担によって
「行きたくても行けない」「行こうとすると強い不安が出る」
という状況になることもあります。
ここでお伝えする**買い物支援**とは、
**入居者ご本人での買い物が難しい場合に、
スタッフが代わりに行う「買い物代行支援」**のことを指しています。
この記事では、
買い物に行くことが難しい場合に、
グループホームではどのような考え方で支援を行っているのかを、
Q&A形式で、初めての方にも分かりやすくご説明します。
—
「買い物ができない=困っている」という視点で考えています
買い物に行けないことは、
決して珍しいことでも、特別なことでもありません。
体調や障がいの特性、不安の強さ、その日のコンディションによって、
「今日は難しい」「しばらく外出ができない」という状態になることは、
誰にでも起こり得ることです。
私たちは、
できないことを無理に頑張らせることよりも、
**生活が安心して続けられること**を大切にしています。
「今できない」という状態を否定せず、
その時点で必要な支援を行うことが、
長く安定した生活につながると考えています。
—
買い物代行が必要になるのは、どんな場合ですか?

買い物代行支援は、
「できないことを補うための支援」です。
たとえば、次のような場合があります。
* 体調が安定せず、外出すること自体が負担になる
* 障がいや特性により、一人での買い物が難しい
* 人混みや店内の環境に強い不安を感じてしまう
* 天候や気温の変化で体調を崩しやすい
生活に必要な買い物ができない状態が続くと、
食事や衛生面にも影響が出てしまいます。
そのような状況を防ぐために、
必要に応じて買い物代行支援を行います。
一時的な支援の場合もあります
買い物代行は、
必ずしもずっと続く支援とは限りません。
体調の回復や状況の変化に合わせて、
「少しずつ自分でできるようになった」
「今は代行が必要なくなった」
というケースもあります。
その時々の状態に応じて、
関わり方を見直していくことを大切にしています。
—
Q1|買い物に行けない場合、スタッフが代わりに買い物をしてくれますか?
はい。
状況を確認したうえで、
スタッフが必要な買い物を代行することがあります。
無理にご本人での買い物をお願いすることはありません。
「生活に必要なものが手に入らない」
「困っているけれど、どうしたらいいか分からない」
といった状態を防ぐための支援です。
—
Q2|どんなものを買い物代行してもらえますか?
主に、
日常生活を送るうえで必要なものが対象となります。
* 食材
* 日用品(洗剤・トイレットペーパーなど)
* 消耗品(ティッシュ・歯ブラシなど)
生活を維持するために欠かせないものを中心に、
対応しています。
すべての買い物を代行するわけではありません
買い物代行は、
あくまで生活に必要な範囲が基本となります。
嗜好品や高額なものについては、
内容を確認しながら、都度ご相談させていただきます。
「何でも代行する」という支援ではなく、
生活を支えるための支援であることをご理解いただいています。
—
Q3|買い物代行をお願いする場合、どのように伝えますか?

事前に、
「何を買うか」「どのくらい必要か」を確認します。
* 買い物メモを用意する
* 希望を伝える
* スタッフが一緒に内容を整理する
ご本人が伝えにくい場合には、
スタッフが確認しながら整理することもあります。
ご本人の希望を大切にしています
できるだけ、
普段の生活に近い形になるよう、
好みや量、いつも使っている商品などを確認します。
勝手に決めることはせず、
「どんなものが安心か」「何が必要か」を大切にしています。
—
お金のやり取りが不安な方へ
買い物代行では、
お金のやり取りに不安を感じる方も多くいらっしゃいます。
「きちんと管理できるか心配」
「使いすぎていないか不安」
そのように感じるのは、とても自然なことです。
—
Q4|お金の管理はどうなりますか?
安心していただけるよう、
分かる形でのやり取りを大切にしています。
* 事前に使う金額を確認する
* 買い物後にレシートをお渡しする
* 必要に応じて支援者と情報を共有する
使ったお金が分かるようにし、
後から不安が残らないよう配慮しています。
—
Q5|毎回、買い物代行をお願いすることはできますか?
状況によって異なります。
常にすべての買い物を代行するわけではありませんが、
「今は難しい」という状態に合わせて、
柔軟に対応しています。
スタッフの体制やタイミングによって調整があります
無理のない体制で支援を続けていくため、
スタッフの配置やタイミングによって、
対応方法を調整することがあります。
継続して支援を行うための大切な考え方です。
—
買い物代行は「生活を守るための支援」です
買い物代行は、
自立を妨げるための支援ではありません。
今の状態で、
無理なく生活を続けるために必要な支援です。
できること・難しいことは、
時期や体調、その人の状況によって変わります。
その時々の状態に合わせて、
安心して生活できる環境を整えることを大切にしています。
—
まとめ
* 買い物に行くことが難しい場合、スタッフが代行する支援があります。
* 生活に必要なものを切らさないための支援です。
* ご本人の希望を確認しながら対応します。
* 状況に応じて関わり方を見直していきます。
見学やご相談の際にも、
買い物支援について、より具体的にご説明しています。
少しでも不安や疑問があれば、
お気軽にご相談ください。
このほかにも、障がい者グループホームについて
よくいただく質問をまとめています。
見学や個別のご相談をご希望の方は、
下記よりお気軽にお問い合わせください。
