支援者様向け見学会の開催

1/6(火)に支援者様を対象としたグループホームの見学会を開催します。
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障がい者グループホーム『わたしの居場所』の食事時間と日常の過ごし方

ダイニングテーブルに配膳された家庭的な定食を前に、30代の日本人女性入居者が笑顔で食事を楽しんでいる様子。グループホームの落ち着いたリビング空間で、和やかに過ごす日常のひとコマ。 概要

グループホームでの生活を検討されている方やそのご家族にとって、「食事の時間」は日々の生活リズムを形づくるうえで、非常に重要な要素です。特に初めての共同生活を迎える方にとって、規則正しく温かい食事があることは、大きな安心感につながります。

安定した生活リズムは心身の健康の維持だけでなく、毎日の安心感や満足度にも直結してきます。

本記事では、グループホーム『わたしの居場所』での食事時間の設定と、食事を通して得られる効果、そして実際の食事風景や柔軟な対応について、具体的にご紹介します。

食事の時間はどう決まっているの?

『わたしの居場所』では、入居者の皆さまが規則正しい生活を送れるよう、朝・昼・夕の3食を毎日決まった時間に提供しています。それぞれの目安時間は以下の通りです。

朝食 夕食
男性のみ 6:20〜6:50 18:20〜18:50
男女合同 7:00〜7:40 19:00〜19:40
女性のみ 7:50〜8:30 19:50〜20:30

このように一定のスケジュールを設けることで、入居者が日々の流れを把握しやすくなり、1日の生活にメリハリが生まれます。

スタッフは食事前の声かけや配膳サポートも行い、安心して食事を迎えられるよう環境を整えています。

また、他の入居者と同じ時間に食卓を囲むことによって自然な交流が生まれ、会話のきっかけにもなります。こうした日常の積み重ねが、安心感や信頼関係を築くうえで大きな役割を果たします。

決まった時間に食事をとるメリット

グループホームで毎日同じような時間に食事をとることには、以下のような多くの利点があります。

**生活リズムが整う**

毎日決まった時間に食事をとることで、自然と起床や就寝の時間も安定しやすくなります。不規則な生活や昼夜逆転の予防にもつながり、日々の活動にも良い影響をもたらします。

**精神的な安定が得られる**

一日のスケジュールが見通せることで、安心して生活を送れるようになります。自分のペースがつかみやすくなり、不安感や混乱も軽減されやすくなります。

**服薬管理がしやすくなる**

食後に服薬が必要な入居者にとって、決まった時間に食事をとることは、服薬タイミングの把握にも役立ちます。スタッフが服薬のサポートも行うことで、健康管理の質が向上します。

**体調の変化を早期に察知しやすい**

食欲の有無や食べる速度などから、体調や精神状態の変化を見極めるヒントが得られることもあります。毎日の食事は、入居者の状態を見守る大切な機会でもあります。

柔軟な対応も可能です

もちろん、いつも決まった時間に食事をとることが難しい日もあります。

病院への通院、外出予定、作業所の活動、来客など、日によってスケジュールは異なることがあるため、『わたしの居場所』では柔軟な対応を行っています。

**温め直しの対応**:

帰宅後でも温かい食事が食べられるよう、電子レンジで再加熱してご提供します。

**食事内容の調整**:

刻み食、やわらか食、アレルギー対応、少量提供など、個別のニーズに応じて対応が可能です。

**食事時間の変更**:

ご本人の生活スタイルやその日の予定に合わせて、提供時間を調整することもできます。

このような柔軟性があることで、入居者の方も無理なく、日々の食事を楽しむことができます。

実際の食事風景

『わたしの居場所』のリビング・ダイニングでは、明るく温かみのある空間の中で、他の入居者と共に食事を楽しんでいます。スタッフも同席し、必要なサポートを行いながら、和やかな雰囲気を大切にしています。

自然と笑顔や会話が生まれる時間であり、まるで大家族のような空気感が漂っています。

グループホームのリビングで、女性入居者たちがスタッフと談笑しながら和やかに夕食を楽しんでいる様子。栄養バランスの取れた定食スタイルの食事がテーブルに並び、安心感と家庭的な雰囲気が感じられる。

 


ある日の食事例

実際に提供されたある日の夕食メニューをご紹介します:

* ご飯(ふっくらと炊き上げた国産米)
* 味噌汁(出汁の効いた味わい、季節の野菜入り)
* メイン料理(鶏の照り焼きや魚の煮付けなど、日替わり)
* 副菜(栄養バランスを考慮した小鉢料理)
* 小鉢(冷奴、酢の物、和え物など)
* お茶(温かい緑茶または麦茶)

これらを彩り豊かに定食スタイルで配膳し、見た目にも美味しさが伝わるように工夫しています。管理栄養士が監修し、季節感や栄養バランスを大切にした献立を毎日ご用意しています。

グループホームで提供される栄養バランスの取れた定食。ご飯、味噌汁、メインのおかず、野菜の副菜、小鉢、緑茶がセットになった和風の家庭的な食事

水曜日の晩御飯を楽しみにしている理由とは

また、毎週水曜日は「パスタの日」と現在は設定しております。

パスタ中心で提供されるメニューは、
現在の入居者さんにも好評で、水曜日を心待ちにされています。

→おかわり用意してね!って言われているほどです。

パスタを中心にサラダやパン、スープなどが並んだ彩り豊かな晩ごはんの食卓。家庭的な雰囲気の中でバランスの取れた洋風メニューが揃っており、健康的な夕食シーンを表現している。


まとめ

『わたしの居場所』では、食事の時間を「ただの食事タイム」ではなく、「心と体のケアにつながる大切なひととき」として捉えています。

規則正しく、そして柔軟に対応できる食事体制を整えることで、入居者一人ひとりの暮らしに寄り添いながら、心地よい毎日を支えています。

決まった時間に、安心して、楽しく食事ができること。それは生活の安定にもつながり、毎日の小さな幸福感を積み重ねる時間にもなります。

私たちはこれからも、入居者のみなさまが安心して暮らせる場所を目指して、丁寧なサポートと心を込めた食事づくりを続けていきます。


このほかにも、障がい者グループホームについて
よくいただく質問をまとめています。

→ よくある質問(Q&A)まとめ


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