グループホーム『わたしの居場所』で守っていただきたいこと

概要

わたし個人的には、
「自分が日々機嫌良く過ごすことができる」
といいなーと思っています。

機嫌良く過ごすというのは、
自分本位という意味ではありません。

私たちは一人では生きていけないわけですから、
自分が足りないのは人に助けてもらったり、
逆に他の人が困っているときには、
手を差し伸べたり・・・

お互い様 という気持ちがベースにあるかと思います。

そんな中で、当グループホームにて関わる方すべてで
守っていただきたことがありますので、
改めてこちらで記させていただきます。

 

当ホームで関わるすべての方に守っていただきたいこと

  • 人の趣味嗜好を尊重する。
  • 人の悪口を言わない。
  • 良いものを作るために、建設的な意見はどんどん発言してほしい。
  • 人に助けてもらったら、謝意を表す。
  • 困った人がいれば、自分のできる範囲内でお手伝いをする。

それぞれについて解説します。

人の趣味嗜好を尊重する。

なぜ人は趣味を持つのでしょうか。

好きなものは好きだし、好きなことや好きな時間を過ごすと
本当の自分=自分らしい姿 になるからではないでしょうか。

趣味嗜好はあるべき姿を目指すために必要なこと
と思っています。

人の趣味嗜好が自分と違うのは当たり前。

その点でいいと思います。

人の趣味嗜好に云々言う必要なんてないわけですし、
その人が機嫌よく過ごせるのであれば、
趣味嗜好は尊重すべき と言う風に思います。

言うなれば、自分自身とそれが違ったとしても
その思いに対して「遠くで静かに見守っている」

と言うことでいいのではないでしょうか。

それが人の趣味嗜好を尊重する

と言うことになるかと思います。

人の悪口を言わない

やっぱりあまりいい話は正直耳にしたくない
って誰しも思いますよね。

特にその場にいない人のことを話題にし、
何かと目につくことを指摘するのって、
やっぱりその場で聞いている人にとっても
いい気持ちはしません。

せっかく話題にするならば、
いいところとかを話題にすると
聞いている人もその場もいい雰囲気になりますよね。

お話をするときには「いい空気感」と言うのを
努めたいと思います。

→悪いことを言わなければ、そのようなことは
回避できるかと思います。

だから人の悪口を言わない

これに尽きると思います。

良いものを作るために、建設的な意見はどんどん発言してほしい。

意見するのであれば、

「◯◯した方がいい」「こっちの案はどうだろうか?」

など建設的な意見は大歓迎です。

こういう意見というのは、「良いものを作ろう」という意識から働くものだからです。

縁あって当ホームに入居いただいたり、スタッフとはして働いたりということで、
弊社に関わるわけですから、
せっかく同じ時間を過ごすのであれば、

「より良い環境を作る」ことを目指したいと考えております。

では「より良い環境」とは何か?となると

  • 入居する障がい者の方にとっては、社会復帰に向けての道筋が見えるような、生活環境が整うこと
  • サポートするスタッフにとっては、自身のスキルを存分に発揮し、必要とされている仕事に関わっている認識を持って仕事を全うしていくこと→プライドを持って職についてほしい

という側面があります。

わたしの居場所という一つの「小さな社会」の中で、
それぞれ立場は違っても「今以上にいい環境を作る」
という認識で、前向きな意見をどんどん言える環境を提供するのが、
管理者である私の役割でもあります。

その上で、わたしの居場所に関わる方には、
いい場を作るためにも、
どんどん「前向きな意見」というのは、あげてほしいと思っています。

人に助けてもらったら謝意を表す

人は一人では生きていけません。

自分にできないことも、誰かの手助けによって
うまくいくこともあります。

それはお互いに補完しあって
成り立つものだと思っています。

できないことやわからならないことは誰しもあることです。

それはそれでよしとして、
自分でできないことも他の人に手助けしてもらったら、
それは「助けてもらってありがとう」
という気持ちを表すことって、大切だと思います。

その底には【お互い様】という
気持ちがあればいいのではないでしょうか。

お互い支え合って生きている

支えてもらったら、その気持ちを表す

それって人として、
自然なことではないでしょうか。

困った人がいれば、自分のできる範囲内でお手伝いをする。

これは前述に関連することになります。

人それぞれできること・できないことや
得意不得意というのはそれぞれにあります。

それぞれに得意分野を伸ばしていいだけで、
それによって不得意な人も助けられるわけですから、
そういった意味でのお手伝い

ということになります。

結果的に社会も補完し合うことによってうまく回っていく

という構図です。

困った人がいれば手を差し伸べる

ということが自然にできる社会が
実現できたら、もっといい世の中になると思っています。

まとめ:当たり前のことだけど、その先にあるもの

ここまで色々と記してきましたが、
以上に挙げてきた5つのことって、実は見てわかる通り
「当たり前」のことです。

でもあえてここで書かせてもらったのは、
当たり前のことであっても
案外実践できていない点が多い

という現実だからです。

当たり前のことを当たり前に実行する。

今一度認識したいと思い、
そしてより良い【わたしの居場所】を関わるすべての人と作り上げていきたい

と思ったので、あえて書かせていただきました。

当たり前のことですが、結果的に

  • 社会復帰に向けて住む障がい者の方も
  • そこで働くスタッフも

全てが【わたしの居場所】を通して自己実現をできることによって
「幸せになる」

というのを目指しています。

結果的に「なりたい自分になる」=幸せになる

というのが最終目標です。

そのためのきっかけ作りが、
弊社の事業という風に考えております。

最終的に目指すところはこれです。

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